足は第2の心臓。リフレクソロジー

台湾式リフレクソロジーとは台湾から世界に広まった足つぼ健康法のことで、中国に伝わる東洋医学療法と西洋医学の考えをミックスした台湾独自のリフレクソロジーです。
現代リフレクソロジーの発症はアメリカ人医学者フィッツジェラルドが提唱した「人間の身体には全身を流れるエネルギーゾーンがあり、特に足には身体の各部を反射するポイントがある」、と言う考えに基づくゾーンセラピー療法です。その療法がリフレクソロジー(Reflex 反射+logy 学問=Reflexology 反射学)と名称つけられヨーロッパを中心に医療代替セラピーとして世界中に広まっていきました。ただし中国では古来より人体を経絡療法(つぼ治療)という考えが確立されており「人体は目に見えない気の流れによって肉体の健康を維持している」として鍼灸・漢方を東洋医学として4千年の間、中国の医学として人々の病気を治療してきた歴史がありました。その2つの療法を台湾という中国人がつくった温古知新の国で組み合わされ独自の足つぼ健康法となったのが台湾式リフレクソロジーです。
また、エジプトのサッカラには紀元前2500年頃の医師の墓に壁画として反射治療法を行っている様子が残されていたり、インドではブッダが足裏を触れて布教活動をしていたブッダ足の教えなど世界中で古来より行われていた歴史があり、足つぼ療法は「世界最古の健康法」といわれています。

 


台湾式リフレクソロジーでは主に足の裏にある反射区と呼ばれるポイントに道具を使わずに手技療法で刺激をしてゆきます。
足の裏の反射区を刺激することで全身の臓器や器官に自律神経を通じて影響を与える「体表内臓反射」の原理を用いてます。
老廃物によって血流や細胞組織が不調を起こすという考えから深く刺激して痛み(老廃物の溜まった個所の発見)があるとそこは体の不調と考えます。
東洋医学ではリラックスとはやさしい刺激による一時的なものではなく血流が全身にくまなく行き渡ったことによって起こると認識されているため台湾では上位の施術者には「痛みを的確に引き出せる」ことが求められています。