こんにちは、こんばんは、お疲れ様です。
この仕事を長くしていて【健康寿命や実際の寿命においての男女差ってなぜだろう?】と思い、色々と調べたり考察を重ねてきました。お客様の中に元気なご年配がいらっしゃったら健康のために何か意識されていますか?など質問もしてきました。
そういう事から、女性が男性よりも長寿である習慣を幾つかピックアップしました。
※ソレについての幾つかの要素は別の機会に《女性の真似して長生き元気》のテーマで書きたいと思います。
話を戻しまして、はじめにそのある年代以上の女性にあって男性に足らない一つにと考えたのは『歩く』でした。
しかし、そこまで歩かないけど元気な女性は沢山いらっしゃいました。
そして私が考えたのは『ある年代以上の方は男性よりも女性の方が立っている時間が長いのではないか?』でした。(歩くも含めて)
お買い物・掃除・洗濯・お台所と立つ機会がたくさん
ハーバード大 医学大学院に同じような記述を見つける!
これも今後別の機会で取り上げたいブログトピック『運動が苦手な人・忙しい人にもできるNEATダイエット』関連の調べものをしていたら、ハーバードメディカルスクールのサイトに面白い記事を見つけました。
stand up for your health (あなたの健康のために立ち上がる)
https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/stand-up-for-your-health
結論から書くと、人は健康であろうとするならデスクの仕事をしているならば、日中もっと立ったり歩いたりすべき。というものでした。
癌研究機関の長期調査の結果14年間に
●最も長く座っていた女性は、最も少ない時間座っていた女性を比較して、何らかの原因での死亡リスクが34%高かった。
●男性同士の場合でも17%の差があった。
●運動も含めると最も座りがちな男性は、より活動的な男性よりも50%死亡する可能性が高かった。
もう少し身近な事で表すと
●肥満の人は、痩せている人に比べて一日2時間半多く座っていた。
●それをカロリーで表すと約350kcalの差(お茶碗2杯分)
結構衝撃的な数字だと思いました。
スタンディングデスク(立って事務作業できる机)
実は海外の企業や日本の一部の企業でも導入されている。(オシャレという意味ではなく)アメリカ、シリコンバレーで働く人々でのエコノミー症候群などの様々な疾患のリスクを下げるために様々な試みがされてきた事からでしょう。
コロナ禍において在宅ワークやZOOM会議など、通勤等移動を伴わない事が増えて座ったままでの肩こり&腰痛でお悩みのお客様が増えたのも納得です。
ご自宅でスタンディングデスクを取り入れてみては?ともお話しております。
認知症の方でも差が
フランスの認知症ケアの技術&哲学に『ユマニチュード』というジャンルがあります。その中で寝たきりの患者さんに補助をつけつつ《立たせる》と情緒面や反応に顕著な変化が現れたとする記述がありました。※ユマニチュードのテクニックの一つとも言えます。ここでも《人が立つ》事の重要性が説かれていました。
こんなお話も聞きました
お客様に着物関連のお仕事をされている方がいまして、着付けをする際に《立っていられない、フラフラする若い女性もいらっしゃいます》と。
運動するしないではなく、日常の立っている時間が少ないのかもしれませんね。心配です。
日常に立っているを増やす・取り入れる
もしもご自宅でスマホを触る時に座ったり寝転がっている方がいたとしたら、少しの間、立ってネットをしてみませんか?
通勤や移動で電車に乗る際に席が空いているとしても、あえて立ってみませんか?
最後に
もしも運動が苦手、でも健康でありたいという方がいらっしゃたら、とりあえず立ってみる。いかがでしょうか?(私も増やしたいと思います)
かのフランス人思想家のパスカルが
人間は考える葦である
と書きました。人間は他の動物に比べると一本の葦のように、自然界の中で最も弱く脆弱かもしれないが、考える葦である。つまり人間には知性や知恵があるという意味
なので、今回のタイトルは
健康は立っている脚である
とさせて戴きました。お粗末(笑)
クローバー整体では立っている姿勢やバランスにも着目しながら、お客様のコンディションを上げていく事に取り組んでいきたいです。
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