こんにちは・こんばんは
今回、ダイエット話の後編になります。
まず最初に言っておきたいことを。
世の中には沢山のダイエット法や健康法があります。
どれが一番だとか正しいとかは、ないと思います。
それぞれの特徴やメリット&デメリット、体質や性格や生活仕事環境など、合う合わないがあると思います。
そんな中、クローバー整体として考える大事な事は
・健康である事
・健康を目指す事
・コンディションを崩さない事
です。
こういった前提を踏まえた上で今回、私が慣行している方法を書きたいと思います。
かなりクローバー整体の個人的な内容であると思って『こんなやり方もあるんだ』くらいに受け止めて戴けたら幸いです。
注意:このやり方は糖尿病及び疑いのある方は絶対に真似しないで下さい。
今回の取り組みパターンは3つ
●食事 【断糖・高脂質・中タンパクの食事を3日間】※その後状態に合わせて変化
●運動 【股関節を中心としたストレッチをダイエットを始める前に一週間】※その後状態に合わせて変化
●睡眠 【慢性的な夜更かしを改善、6.5~7時間睡眠を目指す】
運動:動きやすい身体を作る助走がストレッチ
……実は太ってしまった12月も腕立て伏せやダンベルワークなどの『好きな運動』はしていました。なので胸板は以前より厚くなったり、肩も大きくなりました。
有酸素は、ほぼゼロ。しかも運動頻度もコンスタントではなかった。
結果、体は重く感じ疲れやすい(キレもない)
見た目もガチムチで筋肉に脂肪の乗った体型になりました。
1月某日、これはまずいと思い、まずストレッチをして確認
『びっくりする程、以前より硬くなっていました』
こんな状態でランニングしてたら故障する。
こんな状態でスクワットしてたらフォームが崩れて膝周りに効いてしまい脚の形が悪くなる
と、いう事で最初はひたすらストレッチで動きやすい身体作り。
慣れてきたらスクワットやウォーキング→軽いジョグ。
体幹トレやHIIT、腕立て腹筋・ダンベルワーク・懸垂なども段階的に増やしています(現在も)
焦る慌てる気持ちもあったのですが【コンディションを崩さない】は最重要なので。
睡眠:睡眠負債で乱れてしまったコンディションとホルモンバランスを改善
以前から書いたりしている事ですが
夜更かししていると
もう満腹ですと感じさせてくれる食欲抑制のレプチンが減少
と同時に
まだまだ糖質脂質ガッツリ食べたいですの食欲増進のグレリンが増加
してしまうのです。
そして睡眠不足になってくるとストレスホルモンのコルチゾールが増加
コルチゾールは血糖値を上げる働きがある(体には必要な事)
それが過剰になってしまうため、ダイエットにはよろしくないです。
余談ですが、強烈に我慢してイライラするようなダイエットもコルチゾールが出過ぎてしまうので、サロンではできるだけ楽しく無理のない進め方をお客様には提案してます。(習慣付けが大事なので)
という事でより良い睡眠を目指しました
場合によっては最近はメンタルバランスGABAチョコSLEEPを食べたり
充分な入浴や入浴後のストレッチ(副交感神経を優位に)
朝食にトリプトファン(昼間は幸福ホルモンセロトニン・夜には睡眠ホルモンメラトニンに変化)を含んだ食事を朝意識して取る。卵、鶏むね肉、チーズ、牛乳、マグロ赤身、カツオ、鮭、大豆食品、バナナ、豚ロース、白米玄米など
食事: 断糖・高脂質・中タンパク質(その後、変化)
今回、最も新しい試みでやってみたのが断糖高脂質。(くれぐれも最初3日間)
●文字通り 【糖を断つ】ゼロでした。
●そして 【その分、できるだけ良質な脂質でカロリー摂取】
●加えて多めに摂取していたタンパク質も標準またはそれ以下に抑える。
●3日間に関しては朝食はMCTオイル入りバター珈琲のみ
では理由を。
前回のブログでも触れたように血糖値が上昇するとインスリンが分泌されて、糖をグリコーゲンとして肝臓や筋肉に送る、それでも余れば体脂肪として貯蓄。
なので糖を完全に断ってインスリンを出さないようにする。
私の場合、毎日のように甘いものをガンガン食べていた12月でインスリン感受性も落ちてインスリンがドバドバ、砂糖中毒みたいな状態だったと考え、これくらい思い切ったスタートを断ち切る決意をしました。
白米玄米パンはもとより、醤油もNG、野菜はたっぷり取っていましたが人参ジャガイモなどの根菜類は糖質があるのでNG、果物NG、豆もNG、小松菜など葉物が中心でした。きのこ類もたっぷり取っていました。調味料も岩塩&海塩のみコショーもNG。
次いで、タンパク質。卵はよく使っていました。しかしタンパク質の物も血糖値を上げるものがあるので標準かそれ以下で(体重の数字にグラムをつけたくらい50g~70g)ちなみに皮なし鶏むね肉100gでタンパク質25gくらい、鮭なら22.3、牛ももなら20g、豚ももなら22gくらい
なので肉や魚、卵は食べれていたので苦しくなかったです。
そして今回最も大事な脂質。
エネルギー化が恐ろしく早い中鎖脂肪酸のMCTオイル
これを多用してました。珈琲に入れたり、サラダや卵焼きに掛けたり。
オリーブオイルも。そして牛脂(今回は珍しく)を野菜スープに入れたり(かなり満足感は上がります)アボカドも食べていました。
サラダ油は日ごろから取らないです。マーガリンもNGにしてます(12月は甘いもので取ってしまってました)。
※どんな良質なオイルも1gあたり9kcalという事で計算。
これで一日の大半の活動エネルギーを摂取するのだから荒業といえば荒業かもしれません。
脂質も糖質と合わせるとインスリンが分泌されて体脂肪貯蓄状態になるので糖質をあえてゼロな3日間でした。
※金森式やケトジェニックなんていうワードで検索するとこういったやり方の例があります。
お茶や白湯、ショウガ紅茶、コーヒーはたっぷり
基本的にダイエットに水分は必須。ただし一度に沢山飲み過ぎて体調を悪くしたり、最悪、水中毒にならないように注意しなくてはいけないと思います。
甘いジュースはNG(これはずっとNG)。3日間に関しては野菜ジュースもNG。
足らない栄養素をサプリメントで補う
3日間とはいえ、極端な食事パターンなので、今回足らなくなる栄養素をサプリメントで補充(本来は食べ物で取るべきなのですが)
ナイアシン(ビタミンB3)
ビタミンC
ビタミンB群
鉄
マグネシウム
オメガ3
私は海外のマルチビタミンMIXみたいなのを飲んでいるので足らない物を見て追加しました。
その結果 最初3日間で-2.55kg。その理由
76.2kgでスタートして3日後は73.65kg。
-2.55kg。
正直驚きましたが、よく考えたら理由は簡単。
身体から水分が抜けました。
お茶や白湯、紅茶など水分は日頃以上に摂取していました。
理由は簡単
人の体は糖1gに対して水3gを蓄える性質がある
これを思い出しました。
なんだ水分かと思う方も多いかと思いますが、サウナに籠ったわけでなく、しっかり水分を取りながらなので無理のない感覚でした。
筋肉も水分を多く含んでいるので多少しぼんだ感じにはなったり筋トレしてもパンプアップしませんがそれは了承済み。
実際、体が軽くなった実感と甘いものを欲さなくなった自分に気付きました。
カロリーも足りていた方なので仕事にも支障なく。
では現在は・・・
体重でいうと今朝、朝食後で72.6kg
スタート時から-3.6kg
最初の3日間から比べて足踏みしているとは思っていません。
一か月かからず-3.6kgはお客様なら止めているレベル。
私が考える理想的なパターンは月に1.5~2kgくらいまでのペース。
運動量は増やしてます。
睡眠も継続。
食事はというと断糖高脂質から低糖中脂質中タンパクへ移行
具体的には朝昼(特に昼)で炭水化物を摂取。夜は炭水化物無し。
たまにおやつは食べますが習慣にはならないレベルにできてます。
最後に
最初にも触れましたが、私はこのやり方を人に勧めているわけではありません。
中期的に順調に落ちてコンディションが良ければ嬉しいので、今回数字でインパクトを出してますが、最近はそこまで一喜一憂しないようになってます。
それでも体重が落ちて嬉しくなりモチベーションが上がり良いスタートダッシュになりました。砂糖中毒からも脱出できました。
糖質が脂肪のセットポイント(脳が持つ基準)を乱したり、インスリン感受性を乱したりと、よくない状態だったので個人的には良かったです。
とても寒いこの時期ですが、体温を維持すべく熱産生は盛んな冬。
健康的なダイエットや身体作り、ボディメイキングのスタートに適した時期なのかもしれませんよ。
クローバー整体では、ぷちトレーニング&マッサージケアのコースなどご用意しております。また満点のお答えできない場合もございますが、お体に関する質問や雑談、カウンセリングにも力を入れております。
皆様が健やかで良いコンディションでありますように。