残暑厳しかったり、急な雨など天候の変化激しい季節になってきました。
極めて勢力の強い台風10号が近づいてきているそうです。
※詳しい情報についてウェザーニュースさんや気象庁さんの発表情報に注意を。
9号の時にやはり気圧の変化の影響でしょうか?不調を訴えるお客様が多かったです。雨が降る前とか特に。台風が直撃でなくても影響はあるようですね。
以前、天気痛や梅雨疲れを扱った内容を挙げましたが、今回は低気圧不調にスポットを当ててコンディショニングを考えたいと思います。
低気圧に関わる不調をざっと挙げてみます
□ 雨が降る前に頭痛がある
□ 雨が降る前にだるさやむくみやめまいがある
□ 雨が降る前に古傷や腰痛など以前からの不調が増す
□ 雨が降る前後に気分の浮き沈みが激しい
□ 雨が降る前からやる気が出ない、やたらと眠たい
□ 不安な気持ちが増す
これは天気痛や気象病、季節性情動障害とも重なる部分も多いかと思います。
もう少し涼しくなってきたら季節性情動障害(ウインターブルー・冬季型うつ)について書きたいと思います。
なぜ低気圧で不調が起こる??
●気圧の変化に人は無意識にストレスを感じる→それに対応して自律神経の活性化→アクセルともいえる交感神経(血管収縮や心拍数を上げて興奮など)とブレーキともいえる副交感神経(血管を拡張させたり、リラックスさせたり)。このバランスが崩れて体調不良になる。
●気圧変化によって体内の水分バランスが乱れることで起こるとされています。
血管拡張による神経圧迫で起こる「頭痛」と気圧の低下が内耳で知覚され、
自律神経が乱れることで起こる「だるさ・めまい」などがあります。
※交感神経の暴ればかり思われがちですが、昼間なのに副交感神経が優位過ぎると眠気ややる気の起きない・だるい等に表れる事も。
水分について
上の項目でも触れたように気圧や天気の変化が起きると、体内の水分バランスが乱れてしまい、水分を必要以上に増やしてしまうと考えられています。
胃腸に必要以上に水が集まると下痢が生じますし、頭の血管に水が集まると、血管が拡張することで頭痛が起こります。
また、水分バランスの乱れが、自律神経の乱れを引き起こし、不調の原因となることがあります。
ですので個々によって違いはありますが
●水分の摂り過ぎには注意したい
●しかし過剰に身体が興奮するしたりする人は逆に少量の水分を摂って副交感神経を働かせて落ち着きたい
様々な対策について
まずは、天気が崩れる前に必ず同じような不調が表れるか?の確認
どうも気圧の変化の度に具合が悪くなるタイプの方は常日頃から
●バランスの取れた食事(特にビタミン・ミネラル)
●十分な睡眠
●お酒を飲まれる方は飲み過ぎに注意する
●適度な運動(ストレッチや体操でもOK)自律神経や水分代謝がよくなります
●身体を冷やさないようにする(特に首や腕、脚)冷えると循環が悪くなります
※エアコンの冷気を直接当てない工夫
●のんびりゆったりぬるめの半身浴(深体温が上昇し下降するタイミングに乗って就寝がオススメ)リラックス&睡眠&水分循環に期待
●耳を揉んだり、上・横・下と軽く引っ張る
●漢方やハーブティー(利尿やリラックス効果)の活用
※これは合う合わないがありますので、試されたり個々の判断で。また酷い場合は専門の医療機関の受診も。
マッサージや整体サロンの活用
【疲れが溜まっている方には、疲れを取ったり】
【日頃からストレスを感じている方は、リラックス効果】
【運動不足を感じている方には、運動効果ストレッチ効果】
【利尿効果】
【頭部へのマッサージや耳つぼ刺激】
【足裏リフレクソロジーで全身のレスポンスを向上させたり、下肢の循環を上げる】
【睡眠関係への関与】
【自律神経を整える】
など様々な事が期待できます。
最後にいつものように宣伝になってしまいましたがご自身でできるセルフウェルネスルーティンや健康的なライフスタイルを構築しながら、クローバー整体もその手段の一つに加えて戴けたら幸いです。
次回も皆様にとって有益な健康情報があげられたらと思います。