こんにちは。
暑さが厳しい日が続いていますが皆さん体調維持できてますか?
前回『あぶない!昼食後の眠気』で車を運転される方に昼食の食べ過ぎが午後2時の居眠り運転に繋がり兼ねないお話をしたのですが、今回はお昼寝を上手に取り入れるメリットと注意点や覚醒の仕方を書きたいと思います。
※大人と子供さん赤ちゃんで条件が変わるので今回は大人の場合とします。
お昼寝のメリット
●頭がスッキリして集中力が高まります。先日挙げた車の運転や大事な用事の前に仮眠を取る事でリセット&リフレッシュして午後に臨むわけです。
●血圧や心拍が下がる。(健康維持やアンチエイジング的にも)
●ストレスが多いアクセル役の交感神経が昂っている方にはブレーキ役の副交感神経を高まらせる事に。
お昼寝の長さは?
10分~20分くらいが相当だと思います。
30分を超えると深睡眠(除波睡眠)の状態になり、一日の除波睡眠の出現はおおよそ決まっているので、日中に出現させてしまうと夜間の出現が少なくなって睡眠が浅くなったり眠れなくなったりします。以前触れた『睡眠圧』でも昼間に必要以上に眠ってアデノシンが解消されて睡眠圧が下がり過ぎると夜眠れなくなるとも書きました。
お昼寝習慣 シエスタ
お昼寝習慣についてですが、お昼寝の『睡眠慣性』で起きた後も( ゚ ρ ゚ )ボーっ眠気が残る事がありますが、5分程で解消されます。(寝すぎると長くなるかもしれないので注意)
ところが、短い時間のお昼寝を習慣化(3日以上)すると睡眠慣性の影響が出なくなり、起きた後シャキっとするようになります。すぐに動ける身体。
私の父が職人で昼食の後10分~20分必ずお昼寝をしていたのですが、職人さんや作業員の方達全般にお昼寝習慣があるのはそういう事かもしれません。
経験則からなので凄いなぁと思います。
デスクワークの方も疲労や集中力は必要なのでシエスタ習慣は良いかと思います。
覚醒の仕方
◆カフェインを昼寝前に飲む
珈琲や紅茶、緑茶にはカフェインが含まれています。覚醒作用があると言われています。
カフェインは飲んで実際に効いてくるまでに15分~30分掛かると言われますので、短いお昼寝をする際にはお昼寝の前にカフェインを取って効いてくる頃に目覚めるのが良いです。
お昼寝の後ですと、そこから効いてくるまでに時間が掛かるのですぐにシャキっとできませんね。
◆自己覚醒暗示をかけておく
朝、目覚まし時計に起こされてドキドキした経験はありませんか?
人は急に他人に起こされたり、目覚まし時計に起こされると交感神経が急激に上がってしまう場合があるのです。(心拍や血圧の急上昇)
それに対して自己覚醒した場合は自然と起きれるので、その落差が酷くはありません。
そこでお昼寝前に『何時に起きる』『何分後に起きる』と時計を見てから自分に暗示をかけておくとその時間にスッと起きれてスムーズに動けるわけです。
最後におしらせ
クローバー整体では8月17日より期間未定ですが
午後のお昼寝癒し~シエスタタイム~
と称して、平日限定・午後13時~16時まで45分コース以上のお客様を対象にヘッドマッサージ10分をサービスします。(ご希望の方はシエスタ希望とお伝え下さい、お急ぎの方にはしませんので)
皆様、暑い夏残暑の疲れ・集中力の欠くこの季節にシエスタ習慣で乗り切りませんか?