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ストレス その種類や対処法を考察

昨今、色んな事が起きて皆さんストレスが溜まっているかと存じます。

クローバーにも例年以上にストレス性疾患と診断を受けていらしたお客様、ストレス性疾患の疑いがありそうなお客様が多いように思います。

以前にもFACEBOOKで書いた事のあるストレスについて改めて考えてみたいと思います。

ひとまず、簡単なストレス診断のサイトのリンクを貼りますので現在のあなたの状態でチェックしてみて下さい。

 

慈友クリニック ストレス度自己チェック

https://www.jiyu.or.jp/psychiatry/stress-test/

いかがでしたか?

ストレスも全て悪いがというわけではない

ストレスという言葉はネガティブなイメージを持たれる方も多いかと思いますが、ストレスの良い部分を考えてみました。
ストレス進化論 ストレス成長論
例えば運動やトレーニングは身体にストレスを掛ける行為ですが、身体がそれに対応した成長をした時には以前よりも身体パフォーマンスは上がっている。
仕事等でも大変な経験を乗り越えると、次回から少々の事では気持ちは動じなくなる。
※もちろん、その時にできる限界と余りにも掛け離れた事をすると心身体的にも無理が生じます。

負担になるストレスを二つに分けてみた

ストレスを二つに分けて考えてみました。

急性ストレス

慢性ストレス

 

 

急性ストレスは、単純ストレスとも言えます。

例えば《お腹が空いたなあ》とか《車にぶつかりそうになった》とか《結婚式のスピーチ嫌だなあ》とか。

空腹が満たされたら解決ですし、事故から回避できたら解決、上手く話せなかったとしても結婚式が終わればそれまで。

一時的に交感神経が活発になり身体反応が起きますが結果収まります。

 

慢性ストレスは、《職場が合わない》とか《家族の問題がなかなか解決しない》や《慢性腰痛に悩まされていつまでも治らない》等なかなか直ぐに解決が難しいモノで長期的にストレスを抱え込む事。

こちらに関しては、なかなか職場を簡単には変えられなかったり、自分ではどうにもできなかったり、すぐには腰痛は治らなかったりします。

そういったストレスが長期間、掛かってくると

血糖値や血圧の上昇

不眠

うつ病

肥満

免疫力の低下

心疾患

肩凝り腰痛の激化(長期ストレス下での交感神経の高ぶりで血管が収縮して血行が悪くなったり、脳の中での痛みを和らげる物質の出が悪くなったりします)

等など、身体や心の健康、生活に影響が出てきてしまいます。

では、どんな風に対処すれば?

●まずは急性ストレスと慢性ストレスを全て一緒に捉えず、内容を理解する

●抱えなくても済む慢性ストレスは抱えないようにする

●疲れを溜め込まないようにする(マッサージやリラクゼーションの活用)

●悲惨なニュースの閲覧から遠ざかる(人は、とても影響を受けます)

●SNSやインターネットの閲覧時間を短くする

●適度な運動をしてシンプルなストレスを掛けたり、逆にストレスを発散する

●できるだけ自分に合う人との人間関係を構築する(苦手な人とは少し距離を置く)

●気持ちを落ち着かせるアロマやハーブティー、サプリメントの活用

●自然に触れる

●ジャンクフードを控えて、ビタミンDを含むキノコ類や青魚等を摂る(食生活の整備)※アレルギーなどのある方は注意

●早起き早寝

●午前中に日光を浴びる

 

・・・これらのうち、できる事から実践して少しでも皆様の日々のストレスが軽減しますように。